年末ですね
タイトル通り今年も年末になりました。
おせちを作ろうと思い、数の子を買っただけで満足してしまったのでカレーを煮込んでいる間に気づいたら四時間くらい経っていて時間が経つのは早いなぁとそんなことを思う今日この頃。
年末恒例、今年見た映画の中でお勧めをいくつか。
プラットフォームは映画館、アマプラ、ネトフリ、あと多少昔の映画をいくつかご紹介といったところでしょうか。
年末ガキ使みて、そのあと駅伝見てどーしても暇ならぜひCPクエのお供にどうぞ。
映画館部門
・ワイルドスピードスーパーコンボ
ワイルドスピードシリーズが壊す高級車がなくなったせいで限界を迎えたのか、ヴィン・ディーゼルが疲れたのか知りませんがスピンオフ。しかもおそらくこちらもシリーズ化を匂わせる終わり方でしたのでおそらく近いうちに続作がでるのではないでしょうか。
内容としては、まぁほんとなにも考えなくてもいいアク
ション映画の王道といったところ。車は相変わらず壊れますが、まぁ自然な流れ(?)かと。
悪役には一時期次のボンド役ではと噂されたイドリス・エルバを起用。
ダークタワー、アベンジャーズとイイモン役が多かっただけにええんかお前という感じでした。
個人的にはモリーズゲームの弁護士役が物凄い合っていて好きな役者の一人です。
フレンチランはよくわからん。体あんま動かんのやろなといったかんじでした。
一番びっくりしたのが主役の二人が50近いというのにこんなにアクションこなしているということですかね…ジムいこうかな……
・アベンジャーズエンドゲーム
言わずと知れたMCU超大作の一応〆になるのかな。
CMもかなりやっていたのでご記憶にあるかと思いますが、なにせ登場人物が多く派生作品が多いので追っかけるのがほんと大変ですので興味があればツタヤあたりで借りて見るか「ディズニーデラックス」に登録されてみてはいかがでしょう。
各シリーズ毎に濃淡はありますが、いずれも娯楽映画としては楽しめます。
本当はエンドゲームで終わってほしくはなかったのですが、今作を目途に主役の何人かは年齢を理由に俳優業を休業したり、役者としてマーベルから離れるという意向を表明していたりでさみしい限りですが続作はほぼ絶望的となっております。
アベンジャーズシリーズだけでもまずは追いかけてもよいかもしれません。
個人的にアイアンマンシリーズはお勧めです。
ただ、原作のアメコミはちょっとアレな感じなので実はあまりお勧めはできません。
ネタは被っているので本当に興味があれば読んでみるのもいいかもしれません。あ、なるほどとなることは請け合いです。
基本的に欧米人のうつ病率は年々増加しており、ややメンタル系の話が多いです。
これは表で求めらる社交性と自己との乖離ともいわれていたりするのでホームパーティやプロムで騒ぐ愉快な白人像と、カントリーで老後を暮らす白人像とのギャップにつぶされていく人間がいかに多いかという証左なのではないかと個人的には思ったり思わなかったり…
カウンセリングシーンがやたら多いのと、企業に雇われる臨床心理士がわりと多いことを考えてもなんとなくそこまでパリピばっかではないんだなという印象を個人的には持っています。(閑話休題)
アマプラ部門
・モリーズゲーム
以前も触れたことがありますね、2018年公開の実話を元に描かれたカジノスキャンダル映画です。
単に主演のジェシカ・チャステインが好きなだけかもしれませんが、気合入った女性役やらせたらこの人が一番なんじゃないでしょうかね…絶対に一緒に仕事したくないですが。
グレイゾーンのビジネスってこんな感じだよなぁと思いますが、まぁなんというかこう社長や起業してまともにやると孤独なんだよなぁと改めて思わされる映画です。
アクションシーンはほぼなかったと思いますが、まぁ飽きずに見られます。
やっぱり筋の通った人生を生きている人を見るのは気持ちいいですね。
ネトフリ部門
・キング
主演がティモシー・シャメラというので一部の界隈では話題騒然となった歴史映画です。
原作はかのシェークスピアの「ヘンリー四世」となっています。(見た後に知ったので、正直どっかでこれ見たなくらいの感想でした。原作読んでなくても楽しめます)
原作をご存じであろう文化の民たちはすっ飛ばしてもらえればと思いますが、イングランド王家の話です。戯曲調な為こうなんというか淡々としているところもありますが、なんなく2時間超えの長時間飽きることがありません。
脇役にMI:ローグネイションでソロモン・レーン役だったショーン・ハリスを起用しており、これがまたあなた結構いい味出してるんですわ。
興味があれば原作のシェークスピアを読んでみてもよいかと思われますが、個人的な印象としてあの手の外国の詩や文学作品は原文原作を直接読みにいくとよいと思います。
例えば、ウィリアムブレイクの詩集なんかを邦訳読んだところでせいぜいほーん、谷川俊太郎となにがちゃうんや?これってかんじですが、文化背景や時代背景を学ぶとまたなんでこの単語なのか?とかなぜこの文脈でイギリス人の胸を打つのかとかね。
マヤの壁画を今の我々が見てもさっぱりわけわかめなように、人文的な創作物へは深度の深い背景理解があって初めて成り立つわけでした、これは人間関係においても…
なんてことを思いながら歳を越すのもよいのではないかな、思い筆を取った次第です。
(嘘です、単に煮込んだカレーを温めなおしてる間暇だったからです)
(それではよいお年をお迎えください)