ごはんおにぎり日記

ゲームと映画の話

アマデウス

アマデウス

恐らく今の若い人はおろか中高年も見たことがあまりないであろう映画*1について書いてみようと思う。

あれ?でもちょっと前にロードショーでやってたような記憶もあるけど見てないからセーフ。

 

なぜ、この映画について書くかというと偉く子供の時におそらく生まれて初めて見た映画であったように記憶しているからですねー。

 

我が家では父がそういった映像関連の機器を多種多様にもっており、よく夜中にこっそり子供に内緒で上映会をしており、今日の映画好きの一旦は父親の影響もあるのではないかと今になってみれば思うからですね。恐らくベン・ハーなんかもそんな感じだったと思います。

 

しかし、今記事を書きながらWiki見たらなんと主演はトム・ハンクスだってさ…全然しらんかったよ当時はなんて変わったおっさんだよ、こんなんサリエリちゃんちょーかわいそうじゃんくらいにしか思ってなかったし…

概要

この映画は平たくいうとモーツアルトという天才と同じ時代を生きた凡才サリエリの苦悩と生涯を描いた映画になっている。おぉたった二行で終わってしまった、神よ文才を……!!!

 

冒頭10分が今でも一番記憶に残ってるかな…あとモーツアルトのダメ親父が酔っぱらって街中で歩いてる時ににすれ違った女の人にいきなり無理やりキスしだすシーン…

 

見たいか?こんな映画?見たくないね…はいおしまい。

 

 

冒頭の話をすると、いきなり精神病院ちっくな場所で白髪のじいちゃんがリストカットならぬカットスロートしているところから話は始まる。

まぁ本当の最初は執事っぽいおっちゃんがチョコをほしかったら扉を開けてくださいうんたらっていう、おいおいまじか?こいつらなんでこんなオネダリプレイみたいなことしてんの?ん?っていうところからはじまるんだけどそこはそれ。

 

いつまでたっても扉も開かないし、変な声聞こえるから開けてみたらじいちゃんがまさかのカットスロートしてるというホラーも真っ青の冒頭なんですねこれ。

 

子供心にも夜中にこんなもん見せてんじゃねーぞ寝れなくなったらどーすんだくそ親父がよぉとか思ったし、実際ちょっと寝れなかったかもしれない。

要はそれくらいちょっとあれな感じで話が進む。

 

詳細についてはどちらかというと鑑賞してほしいので割愛しますが、同時代に生まれた天才モーツァルトに対して凡才*2が自らの凡才を知ることによる嫉妬から逃れえず結局そのジレンマとその行動への自責の念から冒頭へと戻る話となっている。

 

よくある話かと思うけど、実はこの映画の面白いところは見た人の反応にあるんじゃないかなと個人的には思ってたりします。

サリエリへの共感が芽生える人もいれば、自己投影が過ぎたのか、こんなクソ映画勧めやがってと言う人もちらほら…

興味深いのはモーツァルトへの共感がほとんどないことだったり。

 

実際にご覧になってみてどう思うかは本当に興味深い映画の一つだと思います。

 

あとなんか書こうと思ってたんだけど書いてる間に忘れてしまったのでまたの機会にしようと思います。

 

終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:なんと1984年公開だそうな…

*2:サリエリはこの映画で描かれているほど凡才ではなく、むしろ時代の中でも天才側モーツァルトの子供を教えていたりしたのでそこは映画の演出上というのはご理解ください